■外因性の着色
日常の磨き残しや喫煙、コーヒー・お茶・赤ワインなどの摂取による着色など。歯の最表面のエナメル質という部分に着色因子が付着した状態によるものです。
■内因性の着色
エナメル質・象牙質自体の変化によるもの。
歯の素材の変化によるものエナメル質形成不全、テトラサイクリン変色歯、フッ素沈着症など。
■加齢による着色
年齢が増すにつれて、徐々に象牙質の色調が増し、黄褐色が強くなることが原因。
■外傷、虫歯など、歯の失活による変色
外傷を受けて歯の神経が死んでしまったり、歯科治療で神経を抜いた場合に、
血液やリンパ液の補給路を失った歯が、徐々に変色してしまったもの。
■歯科治療による変色
過去の歯科治療で入れた質の悪い金属の詰め物から金属イオンが溶け出し、歯や歯ぐきなどの周囲組織に浸透し、歯と歯ぐきが黒く変色してしまったもの。
【テキスト】
ラミネートベニア法とは、自分の歯の表面を薄く削り、その部分に歯の色をしたネイルチップのような薄い歯を貼り付ける療法です。ネイルチップと違い一度付けたら外せません。
材料は一般的にはセラミックなどが使用されます。
【メリット】
■色だけでなく、形(すきっぱなど)も短期間で修正可能。
■ホワイトニングでの「白」よりもっと白くできる。
■生まれつき色が濃い歯でも、短期間で白い歯になる。
■色が元に戻ることはない。
■削る量が少ないので痛くない、麻酔は基本的には不要。
【デメリット】
■自分の歯を削らなくてはならない。
■ホワイトニングに比べて高価。
■使っていくうちに貼り付けたところが割れたりすることがある。
ラミネートベニアは、自分の歯を少し削る必要があります。
歯のホワイトニングよりもかなり白く、少しの歯並びの修正であれば矯正を行なうよりもはるかに短期間(概ね3~5回)でキレイな歯並びと真っ白な歯を手に入れることができます。